2009年4月12日日曜日

形態的な特徴

スズメバチの巣をまるごと生け捕り!―会津のスズメバチハンター

シダクロスズメバチは、働き蜂が10~11ミリ程度、女王蜂が15~19ミリ程度、
雄蜂でも12~14ミリ程度の小さなスズメバチです。

体は真っ黒で、白い線がいくつも入っています。

クロスズメバチと比べてもそっくりなのですが、シダクロスズメバチは
複眼の内側の白い部分が強くえぐれている点で区別がつきます。

生息地

シダクロスズメバチは北海道だと山間地や平地にも普通に
分布が見られます。

それ以外の南の地域では、山間部に暮らしている
事が確認されています。

スズメバチの仲間では山間部の地域に暮らすのが
好きなスズメバチのようです。

生活史について

シダクロスズメバチは、本州よりも南の地域だと3月下旬より
越冬女王蜂の行動が開始されます。

そして6月頃には働き蜂が生まれ、巣作り&餌集めに
参加します。

生殖カーストの新女王蜂や雄蜂は、10月頃になると
羽化してきて、その後12月頃まで巣の活動は
続けられることもあるそうです。

巣づくり

シダクロスズメバチは基本的には土の中に巣を作ることが多いです。

他にも屋根裏や木の中、軒先にも巣を作ることがあるそうです。

巣の形は、クロスズメバチ同様ボール状で、下の方がやや膨らんだ
形をしています。

巣の外側をぐるりと覆う外被は厚く、横に一つだけ巣の内部への
出入り口が作られます。

2009年4月11日土曜日

巣の特徴

女王蜂が単独で作る巣では、産卵される育房の数は45~60個程です。

働き蜂が羽化してくると、巣は30~40センチまでどんどん発達し、巣盤の数は
5~7個になり、育房の数は3000~6000個にまでなります。

これは北海道や本州の山間地のデータです。

本州の平地になると、8~12段の巣盤が作られ、育房数は8000~12000個
にまで発達します。

一般にはクロスズメバチよりも巣は大きくなるようです。

シダクロスズメバチの巣が最盛期を迎えると、働き蜂は800~1500匹になります。

新女王蜂や新しく生まれる雄蜂は、1000~3000匹も羽化してきます。


参考文献:社会性カリバチの生態と進化